会社員か個人事業主か定年目前50歳オーバーの選択

カテゴリー: タグ:


会社員として生計を立てるか、それとも個人事業主として生計を維持するか。
人生の岐路に立った時、誰しも一度は悩んだ経験があることと思います。
実際、綺優も何度か思う機会があり、結果、独立の道を選びました。
これがよかったかどうかは未だわかりませんが、どの道を選ぶにせよメリット・デメリットは発生します。
定年を目前とした50歳オーバーとなると、今まで育ててきた子供は巣立ち、自分の人生を見つめなおしてる人も多いのではないでしょうか。
そこで、綺優の周りの意見や状況、綺優自身の経験や考えを元に、50オーバーの方で会社を辞めようかと悩んでいる人、独立を考えている方達の参考にさればと思い記事をまとめることにしました。
勿論、会社を辞めようかと悩んでいる・独立を考えている若者にも参考になるかもしれません。
時間のある時にでも目を通してみてください。



会社員と個人事業主の違い

会社員と個人事業主の最も違いのある項目を上げてみると、

■雇用形態
・会社員:会社や組織に雇われており、給与や福利厚生が提供されます。
・個人事業主:自分が事業主であり、雇用者として働き、自分で事業を運営・自己管理します。

■収入の源
・会社員:給与やボーナスなど、会社からの給与が主な収入源。
・個人事業主:自分のビジネスやサービスから得られる売上が収入源。

■労働時間とスケジュール
・会社員:定時での労働が一般的で、会社のスケジュールが続きます。
・個人事業主:労働時間やスケジュールは自己管理とされ、柔軟に調整できる。

■社会安全と福利厚生
・会社員:会社によっては健康保険や年金などの社会保障制度に加入で​​きます。
・個人事業主:自己責任で健康保険や年金などの社会保障制度を選択・管理する必要がある。

■責任とリスク
・会社員:一般的には自分の仕事に責任を持つが、全体の事業リスクを負うことはない。
・個人事業主:自分のビジネスの成功や失敗、リスクを負う責任がある。

■キャリアと成長
・会社員:会社の組織内での昇進や専門スキル社員の習得が可能。
・個人事業主:自分のビジネスを拡大し、スキルや経験を自己成長に繋げることができます。

これらの違いは、個人の状況や業界、地域によっても違います。
ではそれぞれのメリット・デメリットはどういったものでしょうか?


会社員と個人事業主のメリット・デメリット

会社員

■会社員のメリット
通常は安定した給与が得られ、給与体系やボーナスなども安定性があります。
健康保険や厚生年金などの社会保障制度に加入することができ​​、有給休暇や退職金などの福利厚生も利用できるのが一般的です。
また、安定した組織の中で、一定の仕事をするという安定感があり、仕事の安定性や責任範囲が明確です。
昇進やキャリアアップの機会があり、研修や教育資格が整っている会社では、スキルや専門知識を磨く機会が豊富です。

■会社員のデメリット
会社の方針や規則に従う必要があるため、自分の意思決定やスケジュールに柔軟性が制限されることがあります。
昇進や給与の向上には時間がかかり、会社の規模や業績に依存されます。
会社によって特定の働き方や業務スタイルに制限されることがあり、自己のやりたいこととは異なる場合もあります。

個人事業主

■個人事業主のメリット
自分が事業主であり、自己のビジネスを自由に運営・管理できるので、仕事の内容やスケジュールを自分で決められます。
成功すれば、収入の上限がより高くなる可能性があり、自身の努力や適切な戦略次第で収益を増やせます。
様々な業務を自分で行うため、スキルや経験担当が多岐にわたり、成長の機会が豊富です。

■個人事業主のデメリット
最初は収入が不安定で、事業が安定するまで時間がかかる場合があります。
自分でビジネスを運営するため、失敗やリスクを負う可能性があり、責任範囲が広いこともあります。
自己責任で健康保険や年金などの社会保障制度を確保する必要があります。


このように会社員として生きるのも、個人事業主として生きるのも、其々にメリットデメリットが存在します。
そこに年齢という制限がかかれば、どちらがいいかなんて早々決めることができないのが本音です。
では、50歳を過ぎると考えなければいけないことはなんでしょう?
それをしっかり捉えることができれば、今後の方向性が見えてくるのかもしれません。


50歳を過ぎると考えなければいけないこと

50歳を過ぎると、これまでとは異なる視点から人生や将来を考える必要が出てくることがあります。

■健康とライフスタイルの管理
■金銭管理と将来への準備
■キャリアとライフプラン
■家族と人間関係

これらを少し紐解いてみると・・・

健康とライフスタイルの管理

■健康への配慮
健康管理や定期的な健康チェックが重要となり、これまで以上に健康面に気を配り、正しい食事や運動を取り入れなければなりません。
■ライフスタイルの見直し
今後の人生設計に合わせて、ライフスタイルを調整し、仕事・家族・趣味などのバランスを考え直す必要があります。

金銭管理と将来への準備

■退職金や年金などの収入源を再確認し、将来の資金計画を立てることが大切。
■将来のための資産形成や、適切な投資先を見つけることが重要で、将来の不測の状況に備えることが必要となります。

キャリアとライフプラン

■改めてキャリアの方向性や、働き方について考える将来が重要。
■50歳を超えても新たに挑戦したり、趣味を既存したりすることは素晴らしく、人生の新たな現場を楽しむことが大切です。

家族と人間関係

■子供たちが独立したり、家族構成が変化する場合もあり、家族との関係や時間を大切に心掛ける。
■友人や社会的なつながりを維持すし、心の健康と幸福感を保つことをとても大切にしなければなりません。

50歳以上になると、これまでの人生で得た知識や経験を踏まえ、より豊かな人生を築くための新たな展望を持つことが重要となってきます。


定年目前50歳オーバーの選択で会社員か個人事業主かで悩んでいる方

人其々の節目があり、その都度「次はどうしよう」「今まで通りでいいか否か」「新しいことに挑戦したい」等といった考えがちらつきます。
自分の身の周りの環境や立場を踏まえ、上記ひとつひとつを丁寧に考え、会社員として生きていくか、個人事業主として生きていくかを考えるのは、今の時代必要かなと思っています。
実際、綺優も
・商業科卒のため、確定申告用帳簿制作に必要な簿記を理解している
・事務員歴が長いため、エクセル・ワード・会計ソフトを使いこなせる
・EC事業に携わっていたため、通販関連に関わる作業を理解している
・htmlやcssが組め、phpを理解しているため、web制作(ホームページ作成)ができる
・illustrator(イラストレーター・イラレ)、photoshop(フォトショップ・フォトショ)が使えるため、画像制作、名刺、チラシ等の制作ができる
・品川区、五反田、武蔵小山に長く携わり、近隣に知り合いも多く、助けてくれる人も多数
・ひとりでのんびり、ストレス発散できる、お金のかからない趣味(釣り・洋裁・菜園)を持っている
といったように、自分の置かれている環境、身についている技術、今後どうしたい・どう生きていきたいかをじっくり考え、50歳手前で個人事業主として独立しました。
ここまでお読みくださった貴方はどうですか?
考えなければいけないこと、少しみえてきましたか?
急いで決断する必要はありませんが、50歳を超えた今、自分自身のことを少し考えてみるのはいいことだと思います。
きっといい人生が待っていると思いますよ。