じゃがいもをプランター栽培
冷蔵庫で眠ってる間に芽が出ちゃったじゃがいも。
通常、じゃがいもの植え付けは3~4月に種いもを植え付けるものですが、折角芽が出てきたことだし、ベランダで特に育てている野菜もなかったという理由だけで、植えることにしたのが今年の2月初旬のことでした。
植え付け
土はあるけど、じゃがいも栽培に適してるサイズのプランターはないため、どうしよう・・・と思いはしましたが、お米の入ってたビニール袋をうまく利用すれば何とか高さ保てるでしょ!とままいい加減な感じで植え付け開始しました。
それが2月11日のことです。
それにしても、お米の袋は便利ですね。
じゃがいも栽培は途中で土寄せをするので、前もって予備の高さが必要になります。
写真を見ての通り、袋の半分位まで土を入れて植え付けをすれば、残り半分まで土を足すことができるのですから。
(2021.2.11)
※通常、じゃがいもの植え付けは「種いも」を園芸店やホームセンターなので手に入れて植え付けます。
※じゃがいも栽培は、適したPhや栄養分の入った土を用意するのが一番です。細かな情報は他のサイトに沢山出ているのでご自身調べてください。
発芽まで
植え付ける前から少し芽が出ていたので、植えた後もすぐ土から芽を出すだろうと思っていましたがこれがなかなか。
顔を出すまでに1か月かかりました。
あげ過ぎない程度に水を与え、できる限り陽のあたる場所に設置していたのですが、まぁ思い通りにはいかないものですね(苦笑)。
(2021.3.24)
とはいえ!
芽さえ出ればあとはほぼ大丈夫。
途中、肥料をあげたり、土寄せしたり、芽かきをすれば通常100日あたりで収穫となります。
芽かき
ご覧の通り、あっという間に芽が沢山出てきます。
この中から2~3本残して、あとは削除していきます。これを芽かきというそうです。
なんか勿体ない気もしますよね。
でもこの作業が最終的にできあがるじゃがいもに深く関わってくるので必要な作業になります。
※芽かきをしないと、いもの数は増えます。数が多いと、1個あたりに届く栄養が少量になり、いも自体が小さくなってしまいます。
※そこそこ食べ頃なサイズで美味しいじゃがいもに育てるためにも芽かきを行いましょう。
※発芽した芽が15~20cm位に育つ頃が芽かきのタイミングです。
(2021.3.31)
※残した2~3本の芽をガサっと茎が折れない程度に両脇に倒し、真ん中にもしっかり土を入れましょう。
追肥と土寄せ(増し土)
芽かきが終わったら追肥を行います。
適切な分量は各自調べてくださいね(苦笑)
次に土寄せを行います。
青い葉が残る程度に新しい土を足します。15~20cm育っている茎を葉が見える程度に埋めるのですから、そこそこな高さですよね。
気持ち的には「えっ、大丈夫!?」と思える程の量を足して大丈夫だと思ってください。
(2021.3.31)
2回目の追肥&土寄せ(増し土)
暖かくなったお陰で茎もグングン伸び、わからない程度の小ささですが、花芽もついてきました。
2回目の追肥の時期です。
肥料と共に土寄せも行います。
(2021.3.31)
開花のはずが
予定としてはそろそろじゃがいもの花が見られる頃なのですが、いつまで経っても咲きません。
2回目の追肥の頃に見えていた花芽もそのままで、茎だけが伸び、何なら元気がなくなってきています。
季節が春から初夏にかかり始めたせいもあり、風は強く、茎も耐えられなくなり、見るたびに倒れてばかりでした。
(2021.5.10)
収穫
この時点で既に100日を超え、もう少し粘ってみるかと思う日々を何日か繰り返しましたが、変化がないため掘り起こすことにしました。
(2021.5.15)
土をちょっと寄せるだけでゴロゴロ出てきます。
かわいいですよね。
最終的に収穫できたのがこちら
(2021.5.15)
これが世にいう「新じゃが」です。
冷蔵庫で眠ったまま芽を出してしまったじゃがいもがこんなに!
皆さんも是非育ててみてください。
現在、夏野菜として「いんげん」「ミニトマト」「きゅうり」「ゴーヤ」を育てています。
今夏は苗を買わず種から育てているため、通常の生育より遅めな感じです。
ある程度落ちつたらまた報告させて頂きますね。