photoshopとillustratorのグリッピングマスクの違い

カテゴリー: タグ: ,


ある程度仕事の流れができあがると、どのソフトを中心に制作するかも決まってきます。
私の周りはEC事業関連が多いこともあり、photoshop利用者が殆どで、illustratorをあまり使ってない感じです。
そんな中、仕事仲間から「教えてー」と声がかかり、聞いてみるとイラレのグリッピングがわからないと。
確かにフォトショップ・イラストレーター共にグリッピングマスクができますが、フォトショとイラレではレイヤーの配置や操作方法が若干異なるため、片方だけ利用していると「ん?」となるようです。
ということで、今回はphotoshopとillustratorのグリッピングマスクの違いをまとめてみました。




用意するもの

四葉のクローバーの画像を、例として300pxの正円でグリッピングしてみます。




photoshopのグリッピングマスク

1. 四つ葉画像を読み込みます。
2. 楕円形ツールで正円を作成します。
3. レイヤーの順番は、四つ葉が上、正円が下です。



4. 四つ葉画像のレイヤーを右クリックし、出てきた小窓の「グリッピングマスクを作成」を左クリックで出来上がりです。





illustratorのグリッピングマスク

1. 四つ葉画像を読み込みます。
2. 楕円形ツールで正円を作成します。
3. レイヤーの順番は、photoshopと逆で、正円が上、四つ葉が下です。



4. 画像・正円両方のレイヤーを選択し、マウスをアートボードの上(画像の上)に置き、右クリックし、出てきた小窓の「グリッピングマスクを作成」を左クリックで出来上がりです。




photoshopとillustratorとでは、レイヤーの位置が逆で、その後の操作が若干異なります。
片方のソフトばかり使っていると、同じことをやろうとしても「ん?」と手が止まってしまうことがありますよね。
でもこれできっと大丈夫です。