熱があるだけで大変なことに

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外出自粛の始まり

皆さんご存じの通り、新型コロナウイルスのせいで生きづらい世の中になりました。
すぐ何でも不安に感じ取ってしまう性格のせいもあり、おそらく皆さんより早めに自ら外出自粛を始め、いまだ不要不急の外出自粛を続けている現状ですが、私が「これは危ないかも」と思い始めたのは1月の後半のことでした。

まだ世の中的に「コロナっていうウイルスが流行ってるらしいよ」程度に捉えられていた頃・・・
1月24日です。
ビックサイトで開催されている展示会に誘われ、山手線・りんかい線を乗り継いで会場へ向かいました。



コロナに関する情報がまだ少なかったこともありましたが、なにせ展示会場だけあってかなりの人で、しかも風邪やインフルエンザが広まりそうな季節。
それでもその場にいる皆さんからコロナに対する空気は一切感じられず、私は逆に「大丈夫?」と思い、マスクしたまま会場を回りました。
それから2月にかけ、少しずつ新聞・雑誌・ニュース番組でコロナに関する情報を流すようになりました。



毎週末、足を運んでいた釣り場で出会う人達とも釣りの合間に「コロナってどうなの?」という会話が出始めたのも2月初旬です。
殆どの人が「まぁ何とかなるんじゃない?」と他人事で、誰ひとりマスクしてる人なんていませんでした。

この2つの経験で誰しも「だよね」と右へ習えになるのかもしれませんが、私の勘は一気に「流されてはダメ!自分の身は自分で守りなさい!」の方向へ流れ、2月後半には既に勝手に外出自粛をスタートさせました。
もしかすると危機感を常に持たれている経営者さんも同じ行動を取っていたかもしれません。
また、個人事業主として仕事を始めて以降、創設記念日(2/25)は毎年六本木ヒルズの屋上へ上がって1年間の反省とこれからの1年の豊富を歌っていたのですが、勿論今年は中止です。

大変なことになる6月を迎えるまでの間

3月



噂が噂を呼び、瞬く間に世の中からマスクが消え、トイレットペーパーやティッシュ等の紙物までも買占めが始まりました。
スーパーの陳列棚から同時に保存食も次々なくなり、世の中は戦々恐々です。
桜の開花が始まった中旬。
花見も自粛が呼びかけられ、私も近所に咲いている並木をスーパーの行き来に眺める程度でした。
所謂「3密」という言葉が広まりだした頃ですね。

4月



4月16日、いよいよ緊急事態宣言が全国に宣言されました。
私は既に外出自粛していましたが、これを機に自粛スタートさせた人が殆どではないでしょうか。
街から人が消え、飲食・サービス業から悲鳴が上がり始めたのもこのあたりからです。
余談ですが、4月が誕生日の私は、毎年「誕生日旅行」と称して旅をしており、今年は北海道を計画していたのですが勿論中止です。
久し振りの北海道・・・行きたかったなぁ

5月



やっと重い腰を上げた政府が「持続化給付金」を打ち出しました。
これで少しの間だけでも救われた企業がいるはずです。
これを機に次々と給付金・補助金等が発表され始めました。
また、GWもあり、地上波では過去のドラマが再放送され「家にいて下さいね」的な空気がかなり漂ってきました。
その他、旅行業で痛手を負っていた宿泊施設関連がテレワーク応援プランなるものを打ち出し、「宿泊無し平日昼間のみ活用プラン」「平日(月~金)連泊プラン」といったものが出始めましたのもこの頃です。

熱があるだけで大変なことに:予備資料

自分で勝手に外出自粛スタートさせて以降、スーパー等の買い出し以外で人と会話したり外出したのは
・5/22(金)クライアントと打合せ&食事
・5/28(木)買い物時にランチ外食
この程度。
しかしこの行動が気持ちを揺らがせることにもなりました。

熱があるだけで大変なことに:本編

6/1(月)

朝から頭痛
元々頭痛持ちで、所謂「群発性頭痛」が半年から1年に1~2度あるのですが、それとは違う感じの頭痛発症。

6/2(火)

いつも通り朝一番の早歩き散歩、約2.5km。
帰宅後、仕事1件片づけた頃、どうも体調がいまいちパッとしないので昼前に1時間程仮眠。
お昼ご飯を食べて仕事開始。
15時過ぎ、やはり体調がすぐれず、念のため熱を測ったら37.5度。
市販薬1錠(子供の量)服用して睡眠。
20時過ぎ36.6度まで下がったが、無理せずそのまま睡眠。

6/3(水)

朝一番に近所のかかりつけ医へ電話。
今までの症状と経緯を伝えると「気にせずいらっしゃい」と言って下さり診察へ。
【 診察結果 】
「自粛もしっかりしてるし問題なさそうだけど、念のため薬飲んで4日後も熱がひかなかった場合はPCRの可能性もありえることだけ頭に置いておいてね。」
とのこと。

05:0036.8度
09:0037.5度
14:0037.6度
20:0038.5度
症状:朝から頭痛。午後から右の歯の痛み・右目が痛重い

この日から熱グラフを付け始めた。

6/4(木)

05:0037.6度
13:0037度
20:0037.8度
症状:頭痛・右の歯の痛み・右目が痛重い

熱のせいもあり、身体はだるく、何もする気がおきない。
薬を服用するためだけに1口2口あるものを口にするのみ。

6/5(金)

05:0037度
08:0037.3度
13:0037.3度
19:0037.4度
症状:頭痛・右の歯の痛み・右目が痛重い

相変わらず熱のせいもあり、身体はだるく、起き上がるのは水分補給とトイレのみ。
歯の痛みが酷くなっていく。

6/6(土)

初診から4日が経過し再診。
その前に歯の痛みが酷すぎるので、もしかして歯の痛みのせいで熱が出たのかもと思い、以前通っていた歯科へ電話で問い合わせしてみた。
この問い合わせに対する対応で、世の中を知ることに!
歯科とのやりとり(抜粋)がこちら↓

私=熱があるので受診のお願いではなく・・・歯が痛いのですが、熱があるのでどうすべきか先生の意見を伺いたいのですが?

受付=熱がある人は診察できません

私=だから、診察して欲しいということではなく、先生の意見を伺いたいのですが?

受付=はい・・・

私=頭痛から始まり、熱が続き、歯の痛み・目の痛重いといった症状があります。以前通った際の治療等でこれらに付随しそうなことはありますか?

受付=熱があるので診察することができないので、当時服用していた薬を飲んでみてはいかがでしょう?当院で薬の処方ができないので、今通っている病院の先生に一緒に処方して貰えるように説明してはいかがですか?

このご時世で、熱があると簡単に病院へ行ってはいけないことは当たり前のこと。
だからこそ電話で質問してるのにこの対応でした。


この電話の後、かかりつけ医にて再診。
【 診察結果 】
「コロナとは違う。PCRの必要はないが、熱の下がりが悪いので血液検査をします。結果を見ながら次どうするか決めましょう。」
とのことで、採血して月曜まで結果待ちになりました。
ちなみに歯科とのやりとりを先生に伝えたら、鼻で笑いながら「いいよ」と歯科が伝えてきた薬を一緒に処方してくれることになりました。

05:0037.3度
09:0037.3度
13:0037.8度
20:0038.2度
症状:頭痛・右の歯の痛み・右目の回りが痛い

先生から「コロナとは違う」と言われたものの、このご時世、熱が下がらず原因不明だと気が気ではない。
少し物事を考えられるようになり、体力回復と思い、少しずつ食事の量を増やすことに。
また、就寝中ようやく寝汗が出るようになり、翌日朝だけ熱が引くことに。

6/7(日)

05:0036.4度
08:0036.9度
13:0037.4度
20:0037.5度
症状:頭痛・右の歯の痛み・右目の回りが痛い・頬の痛み

今日も寝汗のお陰で朝一番は通常体温まで下がるものの、1・2時間後には上昇していく。

6/8(月)

血液検査結果を聞きに再診。
【 検査結果 】 「CRPと白血球の数値が異常だね。一瞬、白血病の疑いがあったけど大丈夫。数値的にウイルスではなく細菌が悪さをしているので、抗生物質で様子見しよう。」
ということに。

06:0036.4度
09:0036.8度
13:0037度
21:0037.5度
症状:頭痛・右の歯の痛み・右目の回りが痛い・頬の痛み

相変わらず寝汗のお陰で朝一番は通常体温まで下がるものの、昼前には37度に達する。
いつになったら熱が下がるのか・・・

6/9(火)

06:0036.3度
09:0037度
13:0037度
21:0037.3度
症状:頭痛・右の歯の痛み・右目の回りが痛い・頬の痛み

目の回りの痛みが日によって移動していることと、仕事上、目に支障をきたしたくないこともあり、懲りずに今度は眼科へ電話問い合わせ。
そのやりとり(抜粋)がこちら↓

私=目の回りが痛いのですが、熱があるので診察して欲しいということではなく、どうすべきか先生の意見を伺いたいのですが?

受付=熱がある人はちょっと・・・

私=(ここもか!!)だから、診察して欲しいということではなく、先生の意見を伺いたいのですが?

受付=とりあえず伺います

私=頭痛から始まり、熱が続き、歯の痛み・目の痛重いといった症状があります。最初は目が痛重いといった感じだったのですが、こめかみ・目と眉の間だったりと日によって移動します。この症状で思いつくことや何か対処することはありますか?

受付=診察しないとわかりませんが、熱があるので診察できません。

私=そちらの病院はLINEを使って遠隔診療もしていますが、それすら無理ということでしょうか?

受付=そうですね

何というか・・・
医療崩壊とはコロナ患者を診ている病院の数や先生・看護師の不足で圧迫していることだと思っていましたが、どうも2パターンあるようです。
1つは上記で、もうひとつは熱のある患者は診ないというもののようです。
*個人的感想です

6/10(水)

06:0036.6度
09:0037度
13:0037.3度
20:0037.5度
症状:頭痛・右の歯の痛み・右目の回りが痛い・頬の痛み

熱も症状も変わらず・・・

6/11(木)

06:0036.5度
13:0037度
20:0036.8度
症状:頭痛・右の歯の痛み・右目の回りが痛い・頬の痛み・変な匂い

夕方あたりから変な匂いが始まった。
ものが腐ったような匂いといか何というか・・・

6/12(金)

06:0036.5度
13:0037.1度
20:0037度
症状:頭痛・右の歯の痛み・右目の回りが痛い・頬の痛み・変な匂い・膿のような鼻水

この日は朝から鼻水ではなく黄色い液体が鼻から出始めました。
匂いもキツく、膿のような匂い。
夜になると喉を通って落ちていくのが自分の体ながら気持ち悪く、吐いては捨てを繰り返すはめに。

6/13(土)

昨日から始まった症状がとにかく気持ち悪く、朝から受診。
この症状で先生もようやく「副鼻腔炎」にたどり着くことができた様子。
通常、副鼻腔炎の初期症状は鼻水や鼻づまりなど、あとは鼻水が喉に回る後鼻漏といった風邪の症状とほぼ似たようなもの。私の場合、この鼻水が初日から一切なかったことが原因で副鼻腔炎にたどり着けなかったようです。
実はこの日まで知人数人から

知人=ねぇ?鼻水や咳は?

私=一切ないねぇ

知人=私この前「副鼻腔炎」になったんだけど、鼻水以外の症状が似てるのよねぇ

私=そうなんだぁ。鼻水もそうだけど咳も一切ないから、先生も風邪だけど普通の風邪とはちょっと違う感じだなぁって。

知人=そっかぁ・・・

という会話を何度か繰り返していたのでした。

06:0036.7度
13:0036.8度
20:0036.8度
症状:頭痛・右の歯の痛み・右目の回りが痛い・頬の痛み・変な匂い・膿のような鼻水

これでようやく病名がつき、副鼻腔炎に合わせた薬を処方され、本格的な治療を始めることになりました。
とはいえ、私のかかりつけ医は所謂町医者。耳鼻科専門ではないので、また懲りずに相談にのってくれる耳鼻科を探すことに。
あと、この日初めて37度を越えませんでした。6/2からスタートして10日。熱もそうだけど、その他の症状も含めて食が進まず、この10日で体重3kg減。
痩せたくないのにこんなことで落ちるなんて・・・

6/14(日)

朝から耳鼻科探し。
今はネットがあるから本当に便利。口コミを100%信じてはいないけど、平均的な意見は拾うことができる。
あと、電話で事情説明するよりメールで伝える方がより細かく説明できるので、メアド公表している病院を探すことができる。
今回は電話ではなくmailのみで探すことにしたので、返事がきて且つ内容を元にどこにお願いするかを検討。
(返信くればの話し)

06:0036.1度
13:0036.9度
20:0037度
症状:頭痛・右の歯の痛み・右目の回りが痛い・頬の痛み・変な匂い・膿のような鼻水・後鼻漏

昨日から新しい薬を服用し始めたのものあるが、先が見えたので気持ち的にもラクに。

6/15(月)

早速ひとつの耳鼻科から返信がきた。

経過より副鼻腔炎の疑いがあると考えられます。
レントゲンでの検査が必要と思われますので受診をお願い致します。
熱が続いておられたようですので念のため院内の混雑状況を見て適当な来院時間をお伝えさせていただきたいと思いますので受診前に予めお電話でのご連絡をお願い致します。

やっとです。
ようやくここまでたどり着くことができました。

熱があるだけで大変なことに:その後

受診をお願い致しますと言って下さった耳鼻科さんのお陰で新たに診察して頂くことができました。
レントゲンを撮り、先生曰く、
的確な診療ができなかったから仕方ないけど、この半月で症状が増し、レントゲンが真っ白になるほど膿が溜まっているわよ。と・・・
それでもまぁこれから新しい治療ができると思えば何とかなる!と気持ちを切り替えました。
数日は強めの薬を服用し、現在は若干軽めの薬に変更。
最低でも3か月かかるとのことで、現在も耳鼻科に通いながら治療をしています。
ちなみに、熱が36度台をキープできるようになったのは6/21頃。
発熱から20日もかかりました。

熱があるだけで大変なことに:最終章

年明けから少しずつ広まり、今では第二波ともいわれている新型コロナウイルス。
日本だけではなく世界的に大打撃を受けていますが、コロナの症状ともいうべき「発熱・だるさ・味覚障害」のうち「熱」というのが本当にやっかいで。
考えればわかるように、どのような病気にも熱はつきものです。
それでも、熱があるせいでコロナではないかと疑われ、関係ない病気でも私のように診察してもらえないことが多発しています。
病院の先生や看護師たちが日々一生懸命戦っていることは百も承知しています。
ですが、残念ながら私のような体験(歯科や眼科の対応)をしている人は全国的にかなりの数がいるのは確かです。
私の場合、かかりつけ医が「気にせずいらっしゃい」と言って下さったのは幸運ですが、全く受診してもらえない人は沢山いらっしゃいます。
途中でも書いたように「医療崩壊」は個人的にパターンが2つあると今でも思っています。

・コロナ患者を診ている病院の数や先生・看護師の不足で圧迫し医療崩壊してしまう
・熱のある患者は診ない病院が増えて医療崩壊してしまう


この新型コロナウイルス騒動はそう簡単には収まらないと思っています。
とにかく皆さん、熱だけは注意して下さい。
ちょっとした風邪だろうか、疲れから派生した熱だろうが、頭痛を伴う熱だろうが・・・
熱があるとそう簡単に病院は診察してくれなくなっています。

最後に、私の場合の急性副鼻腔炎の症状をまとめて下記しますね。

頭痛・発熱・歯の痛み・目の回りの痛重さ・頬の痛み・眉間の痛み・目と眉の間の痛み・眉の痛み・眉上の痛み・後鼻漏

あくまで参考にという程度でご覧下さい。
症状は人によって異なるそうです。