全国的な自転車保険加入義務化と火災保険・自動車保険の個人賠償責任特約

2025年11月12日 カテゴリー: タグ:


全国的に広がってきている自転車保険加入義務化。
この記事を書いている2025年11月12日現在、地域によって義務化されている地域と、加入を推奨している地域はありますが、この流れはそのうち全国的に義務化になるのではないでしょうか。
それを踏まえ、私が今現在知っている情報を書いていきたいと思います。



自転車の法改正で「保険加入」が義務に

自転車の保険加入義務はこの記事を書いている2025年11月12日現在、義務化されている地域と加入推奨している地域にわけられています。
ご自身の地域が義務化されているか否かは調べて頂くこととなりますが、流れ的にそのうち全国区で義務化されるのではないかと考えています。
自転車事故による高額な賠償責任が社会問題化していることを受けてのことだと思いますし、子どもや高齢者が加害者となるケースもあり、万が一に備えることが重要と思われます。


自転車保険とは

自転車保険とは、自転車の運転中に起きた事故による損害を補償する保険です。
相手にケガを負わせたときや、相手の財物に損害を与えた場合の賠償責任のほか、自身のケガなどに対する補償を受けられます。
自転車事故でも高額な賠償責任が発生する可能性があるため、相手と自身を守る手段として、より保障のきいた自転車保険に加入しましょう。


個人賠償責任特約

ところで「個人賠償責任特約」はご存じでしょうか?
日常生活の中で他人にケガをさせたり、物を壊してしまった場合に、賠償金を補償してくれる保険です。
自転車事故も対象に含まれるため、まさに自転車保険にぴったりの補償内容なんです。
そしてこの個人賠償責任特約がおうちの火災保険に含まれていることをご存じでしたでしょうか?


火災保険についていることが多い個人賠償責任特約

意外と知られていないのが、この個人賠償責任特約が「火災保険」や「自動車保険」に付帯できることです。
持ち家の方、賃貸に住んでいる方、万が一に備え火災保険に入っていますよね?
すでに加入している保険にオプションとして個人賠償責任特約をつけていることが多いのです。
実際私も自動車保険ではなく火災保険につけていました。
ということは、新たに自転車用として保険に入る必要はないということになります。
但し、気をつけなければいけない点もあります。
【家族全員が補償対象になっているか否か(被保険者の範囲に注意!)】 これこそ個々の契約内容を調べないとわかりません。
「うちも火災保険に入ってるから大丈夫だね」なんて思わず、家族全員が保証対象になっているか調べてみてください。


今すぐチェックしてみよう!

1.火災保険・自動車保険の証券や内容を確認
「特約」欄に「個人賠償責任」や「日常生活賠償」などの記載があるか否か。

2.補償金額と対象者を確認
一般的には1億円以上の補償が推奨されます。家族全員が対象かも要チェック!
家族全員が対象でない場合は、新たに自転車保険として加入するか、対象者を追加するかを検討


「自転車保険なんて安いから重複してても問題ないよ」なんて思わず、保険内容のチェック&見直しで安心を。
勿論、自転車保険加入義務化されている地域にお住まいの方で、まだ加入していない方は保険に入ってくださいね。


品川区の武蔵小山、目黒不動前、五反田駅、目黒駅近隣にて、web制作を軸にひとり稼業にて活動しております。
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