ずっと小さな地震がきているような感覚になる前庭神経炎

webサイト制作や画像編集など、PCを使って仕事をしているので、PC周りは自分に都合のいい環境を整えているのが常です。
そのPCモニターの左側には目の保養にと小さな観葉植物を置き、自分では気づかない小さな地震の揺れも教えてくれたりしています。
この葉っぱと体感がずっと小刻みに揺れ続け、あまりにも止まらないので気持ち悪くなり病院へ行った話しを書いていこうと思います。

症状に気付いた時

先に記載した通り、仕事中、地震を感じると、PCモニター横に置いている小さな観葉植物の葉を見て、揺れているか否かの判断をしてるのですが、ここ数日、地震でもないのに観葉植物の葉が小刻みに揺れることに気付きました。
しかもずっと。
数秒ではなく、とにかくずっと。
自分も揺れてるし、植物の葉も小刻みに揺れている。
これは遠くでかなり大きな地震がきていて、関東にまで影響を及ぼしているんだな！と、Xやお天気ニュースを開いてみたのですが、そんな情報は全くなく･･･
そんな状況が2-3日続き、「もしかして自分が揺れてる!?」と怖くなり、かかりつけ医に診てもらうことにしました。

診断

まずは症状を説明。
次に両耳の聞こえ方のテストをしていただきました。
先生曰く
「前庭神経炎だね」と。
「平均感覚のバランスを司る三半規管の症状を前庭神経を伝って脳に信号を送るんだけど、「バランスが崩れて平均が保てず揺れてるよ」と伝えているからずっと揺れ続けてるんだよ。」とのこと。
「でも安心していいよ。薬を飲めば治るから。」と。
心配性な私のことをよく理解して下さっている先生なので、判り易い説明でいつも助かってます。

ネットで調べた前庭神経炎とは

突然の激しいめまいに襲われ、吐き気やふらつきで日常生活に支障をきたす病気が前庭神経炎です。特徴的なのは、ぐるぐる回るような回転性めまいで、数日から数週間続くこともあります。難聴や耳鳴りは伴わないのがメニエール病との違いです。

主な症状
・激しい回転性めまい
・ふらつきやバランスの崩れ
・吐き気・嘔吐
・眼振（目が左右に揺れる症状）

多くの場合は再発しないとされ、時間の経過とともに回復していきます。
私の場合、この4つめの【眼振（目が左右に揺れる症状）】が現れたのだと思います。

処方された薬＝メリスロン6mg

私が診断後に処方されたのはメリスロン錠6mgです。
有効成分は「ベタヒスチンメシル酸塩」で、めまいを改善する薬と処方箋に書かれています。
先生曰く「症状が改善されたら飲まなくていいからね。」と。処方された薬全て飲み干さなくてもいい薬のようです。

ネット情報によると、メリスロンの働きは、
・内耳の血流を改善
・内耳の血管を広げ、むくみ（内リンパ水腫）を軽減。
・バランス感覚を正常化します。
・神経の興奮を抑える
・脳の神経核の異常な興奮を鎮め、ぐるぐる回る感覚を和らげます。

副作用と注意点として
・消化器症状（胃の不快感、吐き気）
・頭痛や発疹などまれな副作用
・消化性潰瘍、喘息、褐色細胞腫のある人は注意が必要
とありました。
胃の弱い私は、胃を悪くすると口元にヘルペスができるのですが、確かにできました（苦笑）。
体は正直です。

メリスロン6mg服用1週間後

実際に服用し、ヘルペスはできましたが、地震のような揺れも落ち着き、ちょっとしためまいも落ち着き、日常生活が楽になりました。
自分でも最近少し疲れてるなと感じていたので、体を休めることも大切だと実感しました。
不安を伴う症状ですが、正しい診断と治療で改善していくことを知ると安心できます。

その後

前庭神経炎は
・激しい回転性めまい、ふらつきやバランスの崩れ、吐き気・嘔吐、眼振（目が左右に揺れる症状）が特徴
・処方されるメリスロン6mgは内耳の血流改善と神経の安定化で症状を和らげる

私と同じような症状が出た際にはまず病院へ行き、的確な診断をうけ、処方された薬を飲めば大丈夫です。
同じような経験を共有することで少しでも安心につながればと思い書き記しました。
みなさん、健康第一ですね^^

余談：ヘルペスの塗り薬

胃の弱い私は子供の頃から口元にヘルペスを発症するのですが、今回も薬の副作用か疲れで発症しました。
年に1-2回は出るので塗り薬は必ず薬箱に入れているのですが、ここ数年、薬の法改正で市販されている薬が簡単には手に入らないということを知りました。
現在私の手元には「アラセナS」という薬があります。


この薬も市販されてはいますが購入の際には注意が必要とのことです。
購入前のチェックシートなるものが必要なのでお気をつけください。
メーカーサイトはこちら↓
https://www.sato-seiyaku.co.jp/arasenas/product/purchase.html