林試の森公園とボーイスカウト

昨夜襲ってきたゲリラ豪雨。
こちら東京品川目黒では今まででおそらく初めてではないかという程の雷でした。




隣に自然豊かで大きな公園＝林試の森公園があると、とても静かで風情ある日常がおくれるのですが、昨夜のようなゲリラ豪雨や台風の翌日は、公園内の荒れ具合が気になり、つい公園に足を運んでしまいます。
今回も翌日に少し時間をおいてから入ってみたのですが、予想通り枯葉が雨水と共に流され、足元がぐずつき、酷い有様でした。



ですがこの日は日曜だけあり、いつもの日曜通り、ジョギングをしている人、家族や友達と揃って散策に来られている方々が沢山いらっしゃり、グラウンドでは少年野球チームが練習にいそしんでいました。

そんな中･･･

柵で囲って何やら活動をしているグループが。
お話しを伺うとボーイスカウトの皆さんのようで、例年ならこの林試の森公園内にあるキャンプ場を使って活動する予定だったのですが、現在キャンプ場は利用禁止のためどうしたものかと考えていたところに公園側？都？から「防災用ベンチがあるので、それを使ってみませんか？」と打診がきたとのこと。
「それで今日はこの防災用ベンチを使って食事の用意を皆で行ってる次第です。」と。



この防災ベンチ。
てっきりトイレに変身するものだと思っていたのですが、トイレだけでなく釜戸にもなるとのこと。
折角なので写真を撮らせて頂きました。

災害時、水がない・足りないことが多いので、川等で汲んだ水を鍋にいれ、ビニール袋で個包装したお米を炊く方法を実践中。



なるほど！勉強になります。
こちらの鍋は汁物か煮物を作ってる感じ。



学業も必要ですが、こうした生きていく上での知恵や経験は、地震や台風といった自然災害の多い日本ではいつか必ず役に立ち、物の考え方や捉え方を大人にしてくれます。
こうした経験を子供のうちから体験できるボーイスカウトの活動は素敵だなと。

少し話しが逸れますが、ボーイスカウトって各地に沢山あるのですね。
県や市・区に1グループというか1団体だとばかり思ってました。